双曲線関数の公式を見ていくシリーズ(目次)。 今回は双曲線関数の積和の公式を見ていきます。 積和の公式とは、双曲線関数の積( など)を和( など)で表す公式です。 元になっているのはやはり以前導いた加法定理です。 双曲線関数の積和の公式も三角関数の場合同様、加法定理の和差から求められます。 双曲線関数の加法定理はこんなのでした:
よって、(5)+(6) より
(5)-(6) より
(7)+(8) より
(7)-(8) より
のマイナス符号が無くなってる以外は三角関数の場合と同じです。 むしろ双曲線関数の場合の方が覚えやすいです。
公式まとめ