さて、Groovy で物理シミュレーションを行うフレームワーク Groops を作り始めたはいいが、やっぱり実際に動かさないとね・・・ってことで、「倭マン日記」でちょこっと書いてた『計算物理学入門』解読をこちらでやることに。 当面は内容がダブりますが、とりあえずの目的は Groops を動かすことなので気にせずイコウ!!(更新さぼってそろそろブログアクセスが亡くなりつつあるし ^ ^;)
一応、この連載の目的は
- Groops フレームワークを実際に動かしてみる
- 物理系と観測量のオブジェクトモデルを抽出する
としておきます。 2つ目は、Groops では、物理系と観測量に関しては要求インターフェース (PhysicalSystem, ObservableSet) を定義しただけで、ほとんど部品となるようなクラス等を提供していていないので(→)、別途、物理系等を組み立てる部品を提供するライブラリを作るのに役立てばバンバンザイ。 まぁ、これに関しては、まだ頭の片隅にあるって程度ですけど。
で、記事の種類としては、主に以下の3つがあります:
- Groops によってシミュレーションする ・・・ [シミュレーション] タグ
- シミュレーション技法やシミュレーション理論の解説 ・・・ [シミュレーション技法] タグ
- 『計算物理学入門』の True Basic の解説に合わせた Groovy の解説 ・・・ [Groovy] タグ
これらが混じっている記事もあると思います。 また、他に物理系を記述する微分方程式を解析的に解く問題なども『計算物理学入門』に載ってますが、それらに関しては「倭算数理研究所」にて記事を書きます。 タグは大抵 [理論物理学] になると思います。
それでは、次回から Let's simulate !
P.S.
使用する Groops のバージョンは 0.0.4 以降になりますが、これらは
- Java SE 7
- Groovy 1.9-beta-1
が必要です。 ちょっとミーハー気分で要求バージョン上げちゃいましたが・・・ まぁ、どうせ誰も使ってないだろうし問題ないヨネ?
P.S. 2
『計算物理学入門』関連の記事の一覧はこちら。
- 作者: ハーベイゴールド,ジャントボチニク,Harvey Gould,Jan Tobochnik,鈴木増雄,石川正勝,溜渕継博,宮島佐介
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